(いやまて……彼は今、このウォッカを呑んで見せた。ロックで)
(勿論飲ませたのは私だ。忘れて欲しいからな)
(ただそれはそれとして、彼の気概は何処から来た?)
(飲んでみせてからの……奢る発言……それも、シグから……)
(……まさか……こいつ……)
(私が飲めないとでも思っているのか???????)
(よしよし、いい飲みっぷりだシグ。お前がエールをじゃぶじゃぶ飲んでいるのはこちとらよく見ている)
(ウォッカ……それも度数90%を超えるもはや飲み物を超えた液体。お前程の酒強ならいけるだろうなと踏んでいた)
(でもそれじゃあ困んだYO!頼む、潰れてくれ!!!)
「わ~すご~い。シグさんはこんなに強いお酒も飲めるんですね~(棒)」
「それじゃあもう一杯――」
そうして新しいグラスに酒を注ぎ、シグへと渡そうとした時。
彼から酒を奢る発言があり
「ゔえ゙!゙?゙」
上擦った声で目を見開く。
「い、いや~、奢るとは言えども、私はキャストでして――」